chuck*さんに自作曲を歌ってもらえると嬉しいという話

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エッセイ
先日、シンガーのchuck*さんが僕の楽曲を2曲も歌ってくれたこともあり、軽く感想を。

chuck*さんについて

ざっくり言えば、香港在住の女性シンガーソングライターさん。他にも様々な活動をされています。
以前、こちらの記事でchuck*さんの1stミニアルバム「Johannes Factotum」を軽くレビューしました。

ライブハウス

場所は三軒茶屋ラジヲデイズさん。
木のぬくもりが感じられる、アットホームな雰囲気。

イベント内容

一般的なライブと少し違って面白い企画。
全体の主旨としては、Flyjamという事務所が企画した「音者修行」(イギリス遠征ライブ)の報告と、次回のご案内。
「音者修行」のコンセプトはざっくり言うと、せっかくの楽曲やパフォーマンスを日本だけじゃなくて世界に向けて発信しようよという、ワールドワイドな試み。
その中に初回参加者の有希乃さんとchuck*さんによるライブが組み込まれているという構造。
で、終わったらなごやかに歓談。

chuck*さんのセットリスト

  1. fairies’ dance
  2. inori
  3. 僕らの空に飛行機雲
  4. エンドロール
  5. ルナティック

さて、感想です。

1曲目の「fairies’s dance」はchuck*さんのオリジナル曲(ミニアルバム「Johannes Factotum」収録曲)。日本語でも英語でもない不思議な語感の歌詞が魅力的な楽曲。郵便受けの中に妖精さんの世界が広がっているというコンセプトとのこと。chuck*さんの音楽は、ひとつひとつの楽曲に何かしら世界が詰まっています。おもちゃ箱のような楽しさ。
2曲目の「祈り」はカバー。「You raise me up」の日本語版。英語版はフィギュアスケートの荒川静香さん五輪金メダルでお馴染み。確か、以前、この曲をアニメ「ロミオとジュリエット」の主題歌だと説明していたような記憶があります。
で、この曲の表現力が半端なく良かった。サビのロングトーンでの声の張り方とかがビシッとはまってて、最高に心地よかったです。
3曲目の「僕らの空に飛行機雲」は、僕の作詞作曲(当時は月讀名義)。
少し不思議な気分になったのは、曲紹介で、イギリスの街角を歩いている時にこの曲の意味が分かったという発言があったこと。
何年も前に、上海の空を見上げながら、この曲のメロディと歌詞が降ってきたのを思い出しました。思えば、故郷から遠く離れたところで、人が空を見上げるとき、同じような心境になるものなのかもしれません。
これまでのライブでも何回かこの曲を歌ってくれていたのですが、この日は特に感情がこもってました。
実は、自作曲を作り手として聞くとき、なるべく客観的に聴かなければという意識があります。作りながら確認するときも、完成曲をライブで聴くときも、普段は同じような気持ちで聴きます。自己満足で終わるのが怖いのかもしれません。
なので、歌い手さんがそこまで没入してくれるということは、少し面映ゆい感じがしたけれど、初めての経験でもあり、素直に嬉しいことです。
歌が、僕から離れて一人歩きしてくれそうな気がしました。5年くらい前に作った曲なので、ようやっとです。
4曲目の「エンドロール」は作詞が媛邑咲子さんと僕の共作、作曲が僕。ギターも僕。ブライアン・メイを意識して、コードトーンを駆け上がるフレーズを何度も弾き直した、思い入れの強い曲です。
この曲の途中(2コーラス目Bメロあたりでリズムが少しシャッフルするあたり)から、chuck*さんのキャラが変わったのを感じました。目つきが明らかにギラッと。そういえば、この日は元々チャーリー皇子での出演でした。
実は、この曲を試しにレコーディングしてもらった音源を、わたくし、密かに所持しています。chuck*さん的にもだいぶイメージが固まってきたみたいなので、なんとか発表できる形に仕上げたいなーと、いや、これはただの独り言です。
5曲目の「ルナティック」は、1曲目と同じくchuck*さんのオリジナルで、ミニアルバム収録曲。元々は英語の歌詞なんだけれど、この日は日本語の歌詞で歌っていました。
chuck*さんのオリジナル曲には「under the moon」という楽曲があって、英語版の「lunatic」とセットで代表的な2曲になっています。
月が大事なキーを担っているあたり、僕の好きな世界観。
ということで、作曲者冥利に尽きるようなライブでした。
chuck*さんは関わる人たちみんなを大切にする方だし、楽曲の輪郭を大事に形作るシンガーさんなので、もっともっといい曲や言葉を重ねて、たくさん歌ってもらいたいなと思ってます。これは目標です。

chuck*さんのライブ情報

最後にchuck*さんの出演されるライブの情報を掲載しておきます。