中国・インド楽器のソフトシンセ「EW Silk」インストール時の問題解決方法

テックとハック

なんじゃこりゃ!?

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画像①:AとBが互いに内包関係にあると認識されているので、AとBが永久に下部フォルダとして開かれ続ける(ややこしい)


突然ですが、Macでこんな症状見たことありますか?小さいけど、クリックするなりしてよく見て欲しいです。「HDPC-UT」という名前の外付けHDDの直下に作った「Silk」というフォルダを開くと、なぜか親フォルダ(HDD)がそこに内包されていて、その中に当たり前のようにまた「Silk」フォルダがあって、それを開くとやっぱり当然のように親フォルダが内包されていて(以下無限ループ)…という症状です。おわかりでしょうか。

小包が届きました。

 

小包

画像②:何の変哲もない小包


冒頭からの流れだと、なにやら怪しい小包が…という感じがしなくもないですが、これはこれで待ちに待った「EastWest Quantum Reap SILK」が到着。ざっくり言うと、中国・インド・ペルシャの楽器のソフトシンセです。さっそく包装紙を剥いて、インストールだっ!と喜び勇んでいたわけです。
Silkパッケージ

画像③:「Silk」パッケージ


どんどん包装紙を剥いていくと、ドラゴンの透かしが入った深紅のパッケージ。これでもかというくらいアジアンな箱が出てきますが、中身はDVD4枚と簡単な説明書(ペラッペラ)だけです。

DISC1のインストーラーは使っちゃダメ

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画像④:「Silk」インストール&データディスク


結論から言えば、そもそもの間違いは、Disc1に入っているインストーラーを使ってしまったことのようです。順番にDisc4まで無事にインスコが完了してから、フォルダを見てみると冒頭のような状態になってしまいました。

ではどうすればよかったのか?

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画像⑤:「EW Installation Center」画面

  1. ファインダーで、DVD内の「QL Silk Instruments」と「QL Silk Samples」という2つのフォルダを、外付けHDDの任意のフォルダ内にコピーする。
  2. 「EW Instllation Center」にて「 EW Silk」の右の歯車アイコンをクリックし、「Locate Directory and Reinstall」をクリック。
  3. さきほどのフォルダを指定する。

負けないでもう少し

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画像⑥:「Play」を起動し、「Browser」ボタンを押した状態。

  1. 「Play」を起動。スタンドアローンでも、シーケンサーからでも、どちらでも大丈夫なはず。
  2. 上の方にある「Browser」ボタンを押す。見つけて。
  3. 左下の「Favorites」とか「System」とかある領域で、「Favorites」のタブを選択し、下の何か表示されそうな雰囲気のある部分で二本指クリック。
  4. EastWest製品がズラ〜っと表示されるので、その中から「Silk」を選択。
  5. 「Silk」のデータベースをコピーしたフォルダを選択。

以上で、正常に起動することが確認されました。ハイ・レゾレーションのサイトで日本語マニュアルとか配布されていますが、なんだかうまくいかないっていう人は、上記を試してみてください。
みなさんの手によって、アジア楽器をフィーチャーした楽曲が、どんどん増えていくことを願っています。

つきのひと

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