はじめに
Twitterの使い方って、自由すぎるだけに、どうすればいいのかわからないよぅ
ツイッターって、なんとなく呟くだけならば、本当に自由。
ただ、有効活用したいなーと思った時に、何を指標にすれば良いのかわからなくなること、あるんだよね。
ということで、TwitterアナリティクスのデータをGoogle Spreadsheetで蓄積・管理し、グラフにして分析したりするといいよという話。
本文ではデータを見ながら確認しているが、最初に結論。
- まず、いわゆるインフルエンサーからのリアクションをいただくとインプレッションが跳ね上がる
- さらに、ツイートが人間性の垣間見える内容だとプロフィールへのアクセスに繋がる(かもしれない)
- しかし、あまりよくないコミニュケーションをしてしまうと悪い意味でプロフィールを確認される
Google Spreadsheetを使ってTwitterアナリティクスのデータを蓄積・管理してみる
さて、画像が小さくて恐縮だが、僕はこんな感じで管理している。
データ入力には、昨日アップしたこちらのブックマークレットを使用している。
以下のカラムを用意して、データを取り込んだり計算したりしている。
- B列「年月」(上記ブックマークレットから自動取得)
- C列「ツイート」(上記ブックマークレットから自動取得)
- D列「ツイートインプレッション」(上記ブックマークレットから自動取得)
- E列「プロフィールへのアクセス」(上記ブックマークレットから自動取得)
- F列「@ツイート」(上記ブックマークレットから自動取得)
- G列「新しいフォロワー」(上記ブックマークレットから自動取得)
- H列「フォロワー数」(基準とした日のフォロワー数と「新しいフォロワー」で計算)
- I列「@以外ツイート」(「ツイート」から「@ツイート」を引き算)
- J列「指数値:ツイート」(該当月の数値を期間全体の最大値で割ったもの)
- K列「指数値:ツイートインプレッション」(該当月の数値を期間全体の最大値で割ったもの)
- L列「指数値:プロフィールへのアクセス」(該当月の数値を期間全体の最大値で割ったもの)
- M列「指数値:@ツイート」(該当月の数値を期間全体の最大値で割ったもの)
- N列「指数値:新しいフォロワー」(該当月の数値を期間全体の最大値で割ったもの)
- O列「指数値:フォロワー数」(該当月の数値を期間全体の最大値で割ったもの)
ところどころ、そんなに必要じゃないカラムもあったりするので、参考までに。
最終的にはPHP経由でMySQLを使って自動的に取得管理するなどしたいな。
グラフ:ツイート総数のうち@ツイートの割合を見てみる
@ツイート率はコミニュケーションの濃さ
「@ツイート」は、誰かに話しかけたり、逆に返答するときに使うもの。
だから、ツイート総数のうち@ツイートがどれくらいの割合なのかを見てみると、コミニュケーションの濃さがわかるはず。
したがって、「@ツイート率」の意義を文字化するとこんな感じ。
- @ツイート率が高い = 特定他者との深いコミニュケーションを行うツールとしての使用率が高いことを示す。
- @ツイート率が低い = 広い範囲に呼びかけるようなコミニュケーションツールとしての使用率が高いことを示す。
(Botに話しかけるときも@ツイートになるので、一概に言えないところもあるけれど…)
ツイート数だけ見ても意味がない
逆にいえば、ツイート総数を数値で見ても、あまり意味がない。
先月は120だったなー
今月は200も呟いたのかー
…ね、あまり意味がない。
したがって、なんらかの目的を立て、比率で見たり比較するなどするのが良いと思う。
グラフ:ツイートインプレッション、プロフィールのアクセス数、フォロワー数の関係を見てみる
フォロワー数
さて、ツイッターを運用していて、もっとも気になるのがフォロワー数ではないだろうか。
ご存知の通り、世の中的にはインフルエンサー割引などもあったりするように、フォロワー数という数値が注目を浴びている。
ただ、僕のようなノンインフルエンサーにとって、フォロワー数を突然増やすことは、それほど簡単なことではない。
ツイートインプレッション
ということで、フォロワー数を置いておくと、次に気になるのが「ツイートインプレション」なのではないだろうか。
自分の発言に対して誰かが「リツイート」や「いいね」をすると、その人のフォロワーのタイムラインに自分のツイートが表示されるので、リアクションを得るごとに、インプレションも跳ね上がる。
特に、上記の「広い範囲に呼びかけるようなコミニュケーション」を中心にツイッターを使用している人にとっては、このインプレッションこそが、どれくらい広い範囲に届いているかをみる指標となるため、重要視される。
プロフィールへのアクセス数
そのリアクションの1つとして、ここで注目したいのが「プロフィールへのアクセス数」。
これは、ツイートを見た人が「この人どんな人なんだろう?」と興味を持ってくれた証。
そして、新たにフォローしてくれる人は、この画面から行う人が多いだろう。
ということで、結構大事な指標だと思う。
実際にTwitterアナリティクスのデータを見てみる
もう一度、グラフを貼っておこう。
ぱっと見、気づくこととしては、以下数点だろうか。
- 2017年8月あたりに「ツイートインプレッション」「プロフィールのアクセス」共に山が来ている。
- 2017年10月あたりに「ツイートインプレッション」に山が来ているが、「プロフィールへのアクセス」はいまいち。
- 2018年の2月あたりに「ツイートインプレッション」「プロフィールのアクセス」共に最高値を叩き出している。
- フォロワー数は御構い無しにゆったりと右肩上がり。
この後は回顧録も交えてなので少し長くなるかもしれない。
ということで、ここで再び結論を示しておくと、以下の通り。
- まず、いわゆるインフルエンサーからのリアクションをいただくとインプレッションが跳ね上がる
- さらに、ツイートが人間性の垣間見える内容だとプロフィールへのアクセスに繋がる(かもしれない)
- しかし、あまりよくないコミニュケーションをしてしまうと悪い意味でプロフィールを確認される
以下、具体的なツイートを見ながら確認していこう。
2017年8月あたりに「ツイートインプレッション」「プロフィールのアクセス」共に山が来ている。
これはインプレッションとプロフィールアクセスの良い形だ。
典型的な「いわゆるインフルエンサーからのリアクションをいただくとインプレッションが跳ね上がる」例であり、同時に「ツイートが人間性の垣間見える内容だとプロフィールへのアクセスに繋がる」例でもある。
このツイートは、フレンドファンディング「polca」についての感想。
家入氏にリツイートしていただけたこともあり(というか、主にそれが理由で)、9,153件ものインプレッションを獲得した。
このころはpolca熱が最初期にして最高潮(個人的な感覚です)だったので、その熱狂に乗っかった形。
その流れで、ツイートから人間性が少しずつ窺われることから、プロフィールを確認してくれたんだと解釈している。
2017年10月あたりに「ツイートインプレッション」に山が来ているが、「プロフィールへのアクセス」はいまいち。
これはちょっと面白いやつ。
「いわゆるインフルエンサーからのリアクションをいただくとインプレッションが跳ね上がる」例でもありながら、プロフィールのアクセスには影響がなかった例でもある。
画像付きツイートだが、まずテキストだけ。
で、画像付きで見てみるとこんな感じ。
このツイート、結果的に10,011件ものインプレションを獲得。
これもキングコング西野氏ご本人によるリツイートがあったからこそ。
ただ、出落ち感が半端ないので、プロフィールへのアクセスは皆無。
2018年の2月あたりに「ツイートインプレッション」「プロフィールのアクセス」共に最高値を叩き出している。
これは、プロフィールへのアクセスを集めたものの、あまりよくない例。
なぜよくないのかというと、心が疲れた。
やはり「いわゆるインフルエンサーからのリアクションをいただくとインプレッションが跳ね上がる」例なのだが、残念ながら「あまりよくないコミニュケーションをしてしまうと悪い意味でプロフィールを確認される」例ともなってしまった。
一言で言うと、インフルエンサー様に楯突いた形。
少し補足すると、前段階として、こんなやりとりがあった。
それだと別の家庭のお話になっちゃうでしょう?
— 春名風花🌸 (@harukazechan) February 4, 2018
よそんちみたいにステキなお父さんと結婚すれば良いのに!
うちのお父さんはそんな事ないよ!
理解あるお父さんもいるよ!では
更にこんな立場のお母さんを追いつめるだけで、何の解決にもなりませんし
この歌にいきなり良い父親が登場するのも嘘臭い。 https://t.co/ORYeKIaaDt
今思うと「やめておけば良いのに…」という感じだが、その時はまさに育児に励んでいる父親として言いたいことがあったんだと思う。
だもんで、ラブレターのアカウントはすぐに閉じた。
今となっては良い思い出だ。
まとめ
僕は、ツイッターの運用がそれほど得意ではない。
ただ、なんとなく勿体無いような気がしていた。
今回、Google Spreadsheetを使ってデータを可視化してみると、おぼろげながら傾向と対策のようなものが浮かんできた。
今後、広く発信するようなコミニュケーションツールとして使用するならば、原則的には以下のことに注意していきたい。
- まず、いわゆるインフルエンサーからのリアクションをいただくとインプレッションが跳ね上がる
- さらに、ツイートが人間性が垣間見える内容だとプロフィールへのアクセスに」繋がる(かもしれない)
- しかし、あまりよくないコミニュケーションをしてしまうと悪い意味でプロフィールを確認される
やはり、コミニュケーションの場でも、エラーの後にはデバッグが必要なのだ。
コメント