突然だけど、みんなはどうやって歌ってる?
先日、気になって以下のようなツイートをしました(絵入りで)。学校の音楽の授業でも、ボイトレでも、歌う時に「顎を下げなさい」と言われる場面が多いけれど、実際のところどうなんだろうという疑問です。というのも、僕だけかもしれませんが、どちらかというと顎を下げるというよりは少し突き出すというか、むしろ上顎を引くくらいの方が歌いやすいなあというのが僕の実感です。
音楽の授業でも、ボイトレでも、アゴを引きなさいとよく言われたのだが、僕としては少しアゴを出した方が、高い音とか鼻に逃げやすいと思うのだけれど、みんなどうやって歌ってるのか知りたい。#発声法 #ボイトレ pic.twitter.com/M6PqLy7iSL
— つっきー (@luuluuul) 2015, 7月 25
歌唱時のアゴについて軽く調査
まあ結局、誰からもお返事を頂けず、あたくしの人徳の無さが露呈しただけに終わったわけですが、その後もやはり気になってしょうがなかったので、軽く検索してみました。
そこで最初に納得したのが次の記事。
アゴを引いてしまうと、のどの周辺が締まってしまうので、狭くなってしまい、声が響かなくなります。
発声をするときというのは、出来るだけ、喉の周辺に余分な力みが入らないようにすることを最優先とします。
(【ボイトレまとめ9】姿勢「口は開けたほうがいいの?」「アゴは引いたほうがいいの?」)
http://blogs.itmedia.co.jp/nagaichika/2015/04/post_123.html
大事なポイントは「アゴ」がどうではなく、「ノド」がどうかということですね。わかりやすい。確かに最初は喉を締めてしまって、鶏のような発声になってしまっていたものでした。下顎を突き出した方が(そんなには出さないけれど)、むしろ喉が 開いて発声しやすいというわけですね。
で、続けて色々見ていると次の記事では、なんと図解してくれています。
結論を言うと、
下顎を「真下にスライド」させただけの状態
が、発声にとってはベストかと思います。
(図解「良い発声のできる口の開け方」…その1)
http://d.hatena.ne.jp/wander1985/20091218/1261147068
すばらしい。結果的に僕の描いた絵(ツイートに貼り付けたやつ)の右側の絵と、下顎を真下にスライドさせた時のイラストがほぼ一致しています。僕が言いたかったのは、ズバリこういうことでした。
結論:ノドが一番大事
したがって、「喉を開く」ことが最重要項目。「喉を開け」と言われても、どうやったら開くのかが分からない…ということもボイトレの現場では十分起こりうる事態だと思うので、そういう時には「下顎を真下にスライドさせるとよい」という風に、逆に考えてあげるのがよいかもしれません。
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