USB3.0方式でPCに接続するタイプの外付けハードディスクは、USBケーブルの付け根が接触不良を起こしやすいということが分かっています。今回は、たまたま僕が使っていたIODATAのHDPC-UT1が、たまたま壊れてしまったので、それを分解して直していきたいと思います。
手順①:ハードディスクの蓋をはがす
細い溝が外周すべてにあるので、マイナスドライバーを無理くり突っ込んで、グリグリしながら上蓋をこじあけるようにしてひっぺがしましょう。
手順②:ハードディスクの中身を取り出す
うまくこじ開け終わると、きっとどこかで見たことがあるようなハードディスクの中の人が出てきます。手のひらサイズ。パスポートよりちょっと小さいくらい。
手順③:接触不良の電源部分を確認する
接触不良を起こしている電源の接続部を見てみると、明らかにぐにゃっといってます。もはや平行四辺形にみえる。違うけど。長方形だけど。
手順④:ハンダの具合を見てみる
画像をずずっと拡大してみると、見事にハンダが剥離しています。まあ、このハードディスクを使っている時は、ほぼずっと左手の親指でぎゅーーっと押してたわけだから、これだけ負担がかかっていたということで、なんだかごめんなさい。
試しに、ハンダの部分がくっつくように、ぎゅっと持ちながらmacに接続してみるとちゃんと起動するので、やはりここの剥離が根本原因だろうということに。…ということで、おそらく解決法としては、HDDカバーを購入して中身をそれに装着すればなんとかなるのではないか。
手順⑤:ケースを購入
色々みてみましたが、こちらのケースがよさそうだったので購入して試してみると、大成功。
センチュリー MOBILE BOX USB3.0接続 SATA6G CMB25U3BK6G ブラック/グレー
出版社/メーカー: センチュリー
発売日: 2013/12/25
何が便利なのかといえば、USBコードがケース側にくっついているところ。抜いたり挿したりすることが無いので、内部の電源接続が剥がれちゃうなんてことも、構造的にありえないです。今回のような接触不良が発生する可能性、永遠にゼロです。
ちなみに色違いもあって選べます。