面接官直伝!入試面接でブレない回答をするコツ教えます

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大学教育

どうも、大学教員ブロガーつきのひと@luuluuul)です。
[voice icon=”https://luuluuul.com/luuluuul/wp-content/uploads/2017/09/IMG_3193.jpg” name=”つきのひと” type=”l”]面接試験、得意ですか?僕は学生時代、苦手でした(今でもあまり好きではないです)。[/voice]
ドキドキして、ちゃんと答えられるはずのことがうまく話せなかったりすると、すごく悔しいし、やっぱり落ち込みますよね。
じゃあ予想される回答を完全に暗記すればいいじゃん!…となりそうなのですが、面接官の立場から言わせてもらうと、必ずしもそうではない(あくまで僕個人の意見ですが…)。
ということで、本記事は大学受験の面接試験で暗記に変わる方法「【タテヨコ式】で軸を作ろう!」を解説します。
受験生に向けて記されたささやかなエールだと思っていただけると幸いです。

面接試験、丸暗記のデメリット

実際に大学入試の面接官を担当してきた経験にもとづいて、私自身の考えを提示するとすれば、回答の暗記にはメリットとデメリットがあると思います。
たしかに自分の伝えたいことを覚えてから試験にのぞむこと自体は全然悪いことではない。
それだけ準備してきたということの証だから、ちゃんと評価もしてあげたい
ただ、その反面、デメリットも少なくないということを考えてみてください。
というのも、暗記してきたことをそのまま話しているな…というのは、以下のいくつかの状況からすぐわかります。

  • 棒読みのように抑揚がなくなってしまう
  • とたんに目が死んでしまう
  • 回答の内容が質問と微妙にかみあわないことがある

実は、バレるという以上に、熱意が伝わりづらくなってしまうというのが、1番のデメリットだと思います。

面接試験丸暗記に変わる対処法

さあ、では丸暗記ではなくてどうすればよいのか、いくつかアイデアを考えてみました。

考え方①:丸暗記にプラスアルファする

まず、暗記してきたことをそのまま話そうとすると、よっぽどうまくやらない限りバレます
もしも「よっぽどうまく」できれば、減点要素を限りなくゼロに抑え込むことができるかもしれません。
でもどうでしょう、演技力でカバーしようとしたらかなり難しいと思います。
練習でそれに近づけることは可能かもしれません。

  • 暗記した上で、心を込める。
  • 心を込めて発言するところまでを、完璧に練習する。
  • 言い回しを何バージョンか変形させて定着させる。

予備校などで模擬面接の練習をしている場合、これに近い形が多いのではないでしょうか。
確かに、ここまでできれば、どんな質問にも対応できるようになっているはずです。
ただ、やることが増えてしまうので、しっかりこなさないと、半端な状態で本番を迎えることにもなりかねません。

考え方②:覚えるべきフレーズを減らす

たとえば、「丸暗記は多すぎる!」 という方には、量を減らすというのが、もっともわかりやすい考え方ですね。
これに関しては、ゆっけさんが「面接で丸暗記はNG!キーワードで覚えて試験管の評価アップしよう」という記事で具体的に説明されていますので、少しご紹介します。

いくつかのキーワードで覚えて、このキーワードを組み合わせながら話す方法です一見返って難しくなりそうな方法ですが、キーワードで覚えると以下の3つのようなメリットがあります。

  • 自然な話し方ができる
  • 一部が飛んでも全部飛ぶことがない
  • 覚える量が少なくて済む

ユッケさんのブログ『それちゃうんちゃう』より引用

ざっくりいうと、文章をそのまま覚えてしまうのではなくて、キーワードだけを覚えて、それを軸にさらに突っ込んだ質問にも対応しようという考え方です。
確かに、質問する側としても、受験生が志望動機などで語った内容の全体に対して突っ込んだ質問をするというよりは、キーワードに反応して質問を重ねるということが多いような気がします。
したがって、これは確かに効率的よい方法だと思います。

考え方③:タテ(自分史)とヨコ(比較)を意識

ところで、聞かれた質問にひとつひとつ回答するのはいいのですが、すべての回答の整合性はちゃんととれていますか?
それぞれの回答がしっかりしていても、総合して考えるといくつかの回答が互いに矛盾している場合があります
面接官として採点していて、とても惜しいなあと思います。
どうしてそんなことが起こってしまうのかというと、おそらく、1つ1つの質問に一問一答形式で考えているからではないでしょうか。
タテ(自分史)とヨコ(比較)という2つの軸をしっかり定めてみましょう。
全ての質問について、そこを出発点にすれば、互いに矛盾することもなくなるはずです。
また、不意の質問にも対応できるはずです。

タテ(自分史)とは?

[aside]タテ = 自分史

  • 過去(これまでの経歴)
  • 近い将来(入学後の学生生活)
  • 未来(卒業後)

[/aside]
たとえば、面接試験でよく聞かれる質問に以下のようなものがあります。

  • 高校生活で頑張ったことは何ですか?
  • 入学後はどんなことを頑張りたいですか?
  • 将来の夢や目標はありますか?

これ、上から順に過去(から現在)、近い将来、未来について尋ねる質問です。
一問一答で考えると、過去について尋ねられたときには過去について答える、未来について尋ねられたら未来について答える…という形になると思います。
ところが、質問している方としては、これらは3つでセットなんです。
それぞれの関連性がなくてチグハグな関係になっていたら、ちゃんと考えているのかなぁと心配してしまいます。
なので、これまでの高校生活について聞かれても、それを踏まえて大学ではどんな生活を送りたいのか、それによって卒業後はどうなっていたいのかも合わせて答えることによって、矛盾を防ぐことができます
どうせ、全部聞かれることになるのだから、自分からタテを繋いでいっぺんに答えてしまいましょう
しっかりと考えている印象を与えることもできて、矛盾も起こらないので、一挙両得ですね。
[aside type=”warning”] ほかにも、「どうして〇〇(受験学部の学問)を学ぼうと思ったのですか?」という質問にも、過去のことだけでなく、過去→近い将来→未来のタテ(自分史)をおさえて答えることが有効でしょう。[/aside]

ヨコ(比較)とは

[aside type=”normal”]ヨコ = 比較

  • 受験校と他の学校との比較
  • 受験する学部と他学部との比較
  • 自己と他者との比較

[/aside]
面接試験では、以下のような、少し答えづらいと感じてしまうような質問を投げかけられることもあります。

  • どうしてうちの大学なのですか?
  • どうして〇〇学部なのですか?
  • あなたは自分をどういう人だと思いますか?

どれも少し意地悪な質問のように思えるかもしれませんね。
それだけに、これらの質問にきちんと答えることのできた人からは、しっかり考えているなという印象を受けます。
では、どのように答えますか?
「どうして」とか「どういう」という質問にしっかり答えるには、それなりの根拠が必要となります。
[voice icon=”https://luuluuul.com/luuluuul/wp-content/uploads/2017/10/20171020115435.png” name=”受験生” type=”l”](〇〇だと思います。)なぜなら、〜だからです![/voice]
たとえば一番上の質問に答えるとき、受験生によっては、大学のホームページに書いてあることをそのまま暗記してきて答える人もいるでしょう。
ところが、それこそ暗記の弊害で、言ってることはあってるけど、ちゃんと理解できているのかなという疑問が湧いてしまいます。
深みを出すにはどうすればよいのか。
そんなときに便利なのが比較です。
他大学の名前を出すかどうかはどちらでも構いません。
ちゃんと情報を追った上で、比較検討を通して考えたということが伝わればそれでよいと思います。
[aside type=”warning”] ただ、注意点としては、他大学を貶めるようなマイナスの言い方はしないようにしましょう。志望校をヨイショしたい気持ちは分かりますが、マイナスな言葉遣いをしてしまうと、受験生自身の性格や品位を疑われてしまうかもしれません。[/aside]
大学や学部については、色々と調べれば情報が出てくるので、準備をすれば考えをまとめることができると思います。
一番やっかいなのは、自分自身について答えなければならない質問です。
このときも、自分はどうこう、自分はこうこう…と、自分についてだけ語っても、なかなか信憑性のある言い方をするのは難しいものです。
こんなときも比較を使いましょう。
[voice icon=”https://luuluuul.com/luuluuul/wp-content/uploads/2017/10/20171020115435.png” name=受験生”” type=”l”]まわりの友達は△△な人が多いですが、自分はどちらかというと〇〇な人だと思います。[/voice]
[voice icon=”https://luuluuul.com/luuluuul/wp-content/uploads/2017/10/20171020115435.png” name=”受験生” type=”l”]まわりの友達からは〇〇な人だねと言われます。[/voice]
これに、たとえばこうこうこういうときに、そういうふうに考えました/言われました…というようなエピソードで根拠を補うことができれば、面接官にも納得してもらえるでしょう。

まとめ

ということで、面接試験に向けて、どのような準備をすればよいのか、以下3つの考え方を提示しました。

  • 暗記プラスアルファ
  • キーワード式
  • タテヨコ式

必ずしもこの中からどれか1つだけを選ぶということではなく、組み合わせてみるのも良いと思います。
たとえば、まずタテヨコ式でしっかり考えてみて、それから大事なキーワードを使って組み立ててみるというのはどうでしょうか。
[aside type=”normal”]キーワードによっては、タテ(自分史)の図式を使った方が説得力があるもの、ヨコ(比較)の図式を使った方が説得力のあるもの…というような性質があるかもしれません。 [/aside]
今回提示した方法は、早回りするための方法ではないかもしれません。
受験を、ただくぐり抜ければよいというだけのものとせず、自分自身に向き合う良いきっかけとしてくれれば、幸いです。
ではでは、すべての受験生に幸あれ!